電気は安全に使いましょう
ちょっとしたことに気を使って電気を安全に使いましょう
節電ムードの中、留守にする時又は使わない時などに電気製品のコンセントを抜いておく方が増えてます。 でもこんなことに気を使いましょう。
![]() プラグを抜くときは、プラグの頭をしっかり持って抜いてください。 決してコードを引っ張ってはダメです。 そのうち中の電線が切れてしまいます。 |
![]() プラグはしっかりと中まで入れましょう。 中途半端に入れてしまうと、熱を持って焦げてしまいます。小さなお子様がフォークなど突っ込んだら大変です。 |
時々テレビの映りが悪くなってしまう
隠蔽部の同軸ケーブルの不具合とか外周り、屋根の上のアンテナの不具合は原因をつかむのに結構難しいので、プロに任せられた方が良いかと思います。
テレビ・DVDとかの配線周り、お部屋の中で意外と簡単に解決できることがあります。
![]() 昔、あるメーカーさんのテレビと一緒に同梱されていたプラグです。 かなりの確率で何らかの障害があります。 |
![]() テレビのプラグは必ずネジ式でキッチリ接続できる物をしようしてください。 L型プラグだと言うこと無いです。 |
テレビ端子にも結構原因があります
![]() 同軸ケーブルの芯線を挿入するだけのタイプです。 古くなると接触不良を起こします。 |
![]() ネジ式にして、キッチリ留めましょう。 |
同軸ケーブルの接続
![]() ダンゴ縛りはやめましょう。 |
![]() 接線を使用して確実に。 |
電気のショートと漏電は違います
『ショート』とは
「ショート」(短絡)とは普通電気のコードは電線が二本あります。それがくっつかない様に絶縁処理がしてありますが、その絶縁体が劣化したりして中の二本の電線が触れ合うことです。
「ショート」すると一瞬にしてバチッと音がして火花が散り、分電盤のブレーカが落ちます。日ごろ、一般家庭での電化生活では「ショート」することは無いに等しいです。
では何故たまに電気が「ショート」したなどと耳にするのでしょうか? 多いのはヘアードライヤー・アイロン・電気ストーブ・掃除機・コタツのコードなどです。これらのコードってよく動きますよネ、コタツのコードなんてよく踏まれるし、これらの製品を10年20年と頑張って使い続けるとコードそのものの劣化で「ショート」します。
物を大事に長く使うことはECOですが、でもこういった製品に関しては程ほどの方がよろしいかと思います。
「ショート」させてしまうと大変なことに・・・・・。 電気配線を治そうとイジっていたら、 いきなりバチッといって停電。ブレーカが落ちただけで済めば良かったのに運悪く過電圧が家中を駆け巡り、 エアコン、冷蔵庫、テレビ全部ダメになっちゃってトホホ・・・ |
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『ショートする原因 : OA用コンセントアダプターに気をつけましょう』
![]() ![]() アース線端末に絶縁を施してない物があります。 これを使用すると、プラグを差す時にうっかりアースの先端を挟み込んでバンッという結果になります。 |
![]() 端末には絶縁を施した物を使用されることをオススメします。 |
『漏電』とは
漏水とは水が漏れること、漏電も同様に電気が漏れる事です。
漏電は普通に生活していて何もしてないのに、突然起こりうる現象です。でも安心してください、 漏電が起こると分電盤の漏電ブレーカが落ちて電気を遮断してくれる仕組みになっていますから。
でも停電のままでは困りますので、復旧するには漏電箇所をつきとめて改修する必要があります。
仮に復旧するのであれば分電盤の全てのブレーカをOFFにして、1ヶずつブレーカをONにしていきます。
まずサービスブレーカ(1番大きいブレーカ、普通向かって1番左側を)ON、 次に漏電ブレーカ(赤とか黄とか緑のボタンがついてます)をONにして次にいっぱい並んでる小さいブレーカを1ヶずつONにしていきます。
1ヶずつONにしている途中いきなり漏電ブレーカが落ちたら、その小ブレーカ回路の漏電で間違いないと思われますので、そこだけOFFにしたまま再度漏電ブレーカをONにして一応電気は使える状態になります。あと漏電箇所の特定は、電気屋さん等にご依頼ください。
どうして漏電は起こるの?
水。水絡みが1番多いようです。台風、大雨時に多く発生します。水がモロかかる所・・・そう、外灯です。門灯・庭園灯・壁面灯など照明器具の漏電はめっきり減ってきましたが、給湯器やエアコンからの漏電は結構あります。いずれも室外に設置されている機器です。
結露による漏電もあります、カベのコンセントを外してみると中に水が溜まっています。特にマンションで北側の部屋に多いです。屋内でペットを飼っていらっしゃる方も注意してください。コンセント部にオシッコをかけないようにしつけましょう。